オープンバッジ受領者
サクセス・ストーリー

オープンバッジをきっかけに生まれた学びや挑戦、
キャリアの変化を広く募集した
「オープンバッジ受領者サクセス・ストーリー」。

ここでは、各部門の受賞作品と、
ストーリーの中で活用された
オープンバッジをご紹介します。

最優秀賞

数字が導いた、私の転機

Lotus さん

卒業研究でマレーシアの肥満問題に取り組んだとき、私はただ「食文化が原因」と片付けたくありませんでした。東南アジアで現地の友人と語り合った経験から、もっと深い構造があるはずだと感じました。

そこで大学のデータサイエンスプログラムを受講し、学んだ散布図と相関分析でASEAN各国の経済指標、脂肪供給量、ネット利用時間を重ねて見る作業に没頭しました。修了時に授与されたのが、MDAPリテラシーレベルのオープンバッジです。正直、取得した当初は「研究用の通過点」くらいの認識でした。

転機はゼミのプレゼン後、研究成果を個人のプロフィールに掲載し、署名欄にバッジを添えたことです。すると、OB訪問で出会った金融系の社会人の方から「文系でここまでデータに踏み込んでいるのは珍しい」と声をかけていただきました。バッジはリンク一つで学習内容が検証できるため、口頭の説明よりずっと説得力を持って私の姿勢を伝えてくれたのです。

もともと初動が遅く、考え込んでから動くタイプの私にとって、バッジは「立ち止まって積み上げた時間」そのものを代弁してくれる存在になりました。次の挑戦への背中も、この小さな証明が静かに押してくれています。

活躍したバッジ
法政大学 数理・データサイエンス・AIプログラム(MDAP) リテラシーレベル
発行団体名
法政大学

生涯学習部門賞

挑戦する背中が、組織の未来を動かす

定年ヒデ さん

私はかつて、エキスパートシステムが「AI」と呼ばれていた黎明期に、建設機械のAI制御を担当していました。その後、数々のシステム開発を経て定年を迎え、現在はグループ会社の役員として技術開発部門を担当しています。

最前線で最新技術を駆使する若手エンジニアたちと対等に議論し、開発に参画し続けるためには、私自身の知識を「今」の基準でアップデートする必要がありました。そこで一念発起し、定年を機にG検定とITパスポートを取得。その証明として「オープンバッジ」を手にしました。

名刺にバッジを印字して若手と交流を深めると、社内に変化が生まれました。役員である私が挑戦する姿が刺激となり、同じ資格に挑む社員が急増したのです。合格報告に来てくれる部下たちの笑顔を見るたび、私のバッジが組織の学習意欲を高める「起爆剤」になれたことを実感し、大きな喜びを感じています。

今後は、彼らが私を追い越し、より上位の資格へ挑戦していくことを期待しています。オープンバッジが繋ぐ挑戦の連鎖こそが、会社の技術力を底上げし、未来を切り拓く原動力になると確信しています。

就職活動部門賞

見える化されたのは、スキルか未来か

平山翼 さん

私は大学のゼミナールで「非財務情報」を研究しており、企業のサステナビリティ開示やESGへの理解を深めたいと考え、eco検定を受験しました。

今年で大学4年生になることもあり、取得したオープンバッジは、就職活動で積極的に活用しています。特に印象に残っているのは、ある企業の面接の際、マイキャリアボックスのESに記載していたバッジについて質問を受けたことです。取得した経緯や研究テーマとの関連性を伝えると、面接官の方から「環境系に興味あるならうちのGX事業部どう?」と言われました。その後はより詳細なキャリアの話を伺い、脱炭素戦略やSDGsの取り組みについて会話が広がったことを覚えています。

また、オファーボックスでは自身のスキルや関心を評価してくれる企業が多く、バッジの存在も例外ではありませんでした。実際にそれを契機として選考に進んだ企業も多く、オープンバッジが新しい企業と出会う橋渡しになったと思っています。

検定を通して取得したバッジは、研究やキャリアへの想いを自信を持って発信できる根拠です。現在も就職活動は継続中ですが、オープンバッジは社会人になってからも活用できるツールだと確信しています。

活躍したバッジ

大学部門賞

統計検定2級を武器に勝ち取った推薦入試

かいと さん

私は大学院の推薦入試において、学業への「粘り強さ」と「客観的なデータ分析能力」を証明するため、統計検定2級の取得を軸として自己アピールを行いました。

バイオインフォマティクスを専攻している私にとって、膨大なゲノムを扱う研究では、統計学の深い理解が不可欠です。しかし、独学で基礎から積み上げていく過程には困難もありました。日々の学習において、単に公式の丸暗記ではなく、その背景にある数学的根拠を1つずつ紐解いていくことで着実に理解を深めていきました。

その結果、試験を突破し資格を取得できただけでなく、自然と成績の維持にもつながり、一貫した学習態度の証明ができました。

面接の際には、発行されたバッジを提示しつつ、資格取得で培った「データの背後にある意味を読み解く力」が今後の研究でどのように活かせるかを具体的に伝え、面接官からは専門知識を裏付ける定量的なスキルと、目標達成までやり遂げる姿勢が高く評価され、無事に合格を勝ち取ることができました。この経験は、研究者として歩む上で大きな自信となっています。

活躍したバッジ

キャリアチェンジ部門賞

証明で開いた、43歳のキャリア

岩手DXくん さん

これまで資格に積極的ではなかった私が、転職を契機に43歳でデータサイエンス・AI領域に挑戦しました。前職は約600名規模の企業で役割が分業化されていましたが、転職先は60名規模へと大きく変化。業務の幅が一気に広がり、このままでは通用しないという強い危機感に直面しました。さらにChatGPTの登場も重なり、「自分の武器を持たなければ取り残される」と感じ、本気でキャリアを見直したことが転機です。

DX推進スキルや生成AI、マナビDX Questでの実践経験をオープンバッジとして可視化し、名刺や顧客との対話で活用。バッジをきっかけにDXの話題が自然と生まれ、データ分析やDX案件の相談を継続的に任されるようになりました。

社内ではAIコミュニティを立ち上げ、部署や役職を超えて学びを広げ、組織の変化にも挑戦。その積み重ねが評価され、転職後6年で主任から課長、現在は部長へと役割を広げています。

オープンバッジは単なる証明ではなく、「変わろうとした証」です。43歳からでも、キャリアは自分の意志で切り拓けると実感しています。そして今も、その挑戦を続けています。

活躍したバッジ
2025年度マナビDX Quest ケーススタディ教育プログラム修了証(DX企画・検証課程|DX推進・展開課程:テーマ1 小売業の需要予測体験)
発行団体名
株式会社SIGNATE
マナビDX Quest(SIGNATE社提供):2024年度 第1タームケーススタディ教育プログラム Gold修了証(データ分析による課題特定とデジタル活用施策の実現性検証の疑似体験)
発行団体名
マナビDX Quest事務局
マナビDX Quest(SIGNATE社提供):2024年度 第2タームケーススタディ教育プログラム Gold修了証(データ分析による課題特定とデジタル活用施策の実現性検証の疑似体験)
発行団体名
マナビDX Quest事務局

学び続けた証がくれた自信

SKEP さん

私は20年以上、損害保険会社でカスタマーサポートやIT企画の仕事に携わってきました。一方で、高卒であることや、IT分野への苦手意識にコンプレックスを感じていたこともあり、40代からオンライン大学で学び直しを始めました。

仕事と両立しながら、AIリテラシーやIT、経営分野などのオープンバッジを継続的に取得する中で、自分の学びや挑戦が「見える形」で積み重なっていくことに、大きな達成感を覚えるようになりました。また、ITやシステム開発への理解も深まり、以前より臆することなく実務に向き合えるようになりました。

そして、「これからはIT・経営・金融が交差する領域で、より専門性を高めていきたい」と考えるようになりました。転職活動では、履歴書や面談でオープンバッジについて触れる機会があり、「40代後半でも学び続けている姿勢が素晴らしい」と評価していただきました。その結果、47歳で、新たな領域への転職を実現することができました。

オープンバッジは、自分自身の成長の軌跡を可視化し、次のキャリアへ踏み出す勇気を与えてくれる存在だと感じています。

活躍したバッジ

バッジが彩るポートフォリオで第一志望合格

ビーバー さん

看護師からデザイナーへのキャリアチェンジを目指し、就職活動を行っていました。その際、最大の課題となったのがポートフォリオ制作です。作品の質はもちろんですが、実務未経験の自分が持つ「スキルの客観的な証明」をどう表現すべきか悩んでいました。

そこで、取得した「Webクリエイター能力認定試験」「Illustratorクリエイター能力認定試験」「Photoshopクリエイター能力認定試験」の各エキスパートバッジをポートフォリオに掲載しました。単なる資格名の羅列とは異なり、公式のデジタルバッジが並ぶことで、ページ全体に彩りと高い信頼性が備わりました。

面接官からは「保有スキルが視覚的に分かりやすく、学習への意欲が伝わる」と評価をいただき、デザイン面でも「バッジの配置がアクセントになっていて格好いい」と言っていただけました。

バッジが自信を与えてくれたおかげで、堂々と自分をアピールすることができ、結果として第一志望の企業から内定をいただくことができました。可視化されたスキルが、私の新しいキャリアの扉を開く大きな力になったと感じています。

活躍したバッジ

ビジネス活用部門賞

バッジがくれた自信とつながり

ゆうくんママ さん

私は2人の息子を育てるママワーカーです。

育児休暇からの復帰はいつもドキドキします。

役に立てるかな、迷惑をかけないかな、子育てをしながらの仕事はどうしても周りを意識してしまいます。そんなときに会社が導入を進めていたオープンバッジを思い出しました。

ランク1のバッジは持っていましたが、もっと上を目指したい、自信につなげたいと思い、ランク2の取得を復帰後の目標設定に取り込みました。

どんなことができそうか、どうしたら効率化になるか考え、構築することで無事にランク2のバッジを取得することができ、目標も達成することができました。

また、このランク2のバッジから他部署からの問い合わせもあり、部署を超えてAutomateの構築ができました。

育児休暇からの復帰で、不安が大きかったですが、オープンバッジのおかげで明確な目標をもって行動することができ、自部署だけでなく他部署にも貢献できて、とても嬉しかったです。

自分のスキルを可視化することで、周りも仕事を頼みやすくなるので、次はランク3のバッジ取得を目指し、頑張りたいと思います。

資格が導いた改革の連鎖

タンシゲ さん

私は、社内の業務改革を推進する立場として、限られたリソースの中で成果を最大化する方法を模索していました。その突破口となったのが、オープンバッジの取得です。最初のバッジを獲得したことでプロジェクトメンバーに抜擢され、さらに学びを積み重ね、市民開発者の資格へと昇華させることができました。

この資格を得たことで、私はプロジェクトを牽引する立場となり、社内外を巻き込んだ大きな改革を実現できました。業務の可視化と自動化を進めたことで、部署を超えた連携が生まれ、組織全体の生産性向上に寄与する成果へとつながりました。

これらの取り組みが評価され、結果として社長賞を受賞することができました。オープンバッジは、私にとって「できる」を証明するだけでなく、組織を動かす力へと変わる大きな原動力となりました。今後も学びを続け、より良い未来を創る挑戦を続けていきます。

SNS発信部門賞

学部時代に、多くの扉を開けてくれたバッジ

コーシー さん

学部4年生の頃の私は、長期インターンを受けるたびに実務経験を問われ、毎回答えに詰まっていました。研究室にも配属されたばかりで、能力を信用してもらう手段が当時の自分にはありませんでした。

そんな時に挑戦したのが、統計検定準1級でした。2級を持っていたこともあり学習はスムーズに進み、合格してオープンバッジを受領したので、LinkedInプロフィールや履歴書に記載してみました。

思っていた以上に効果は大きく、面接で「学部4年で準1級は珍しい、実務経験がなくても十分評価できる」と言っていただくことが続き、落ちることがほとんどなくなりました。LinkedInでも、様々な企業の方から定期的にスカウトが届くようになりました。

さらには、学習を通じて得た体系的な統計知識は、その後の挑戦の土台にもなりました。全国規模のビジネスコンテストでの優勝や、データサイエンスコンペティションでの金メダル獲得にも繋がり、最終的に統計に精通する学生として国際プログラムの日本代表にも選んでいただきました。

実務経験がなくても、学んだ事実そのものが多くの可能性を広げてくれる。オープンバッジは、それを実感させてくれました。

活躍したバッジ

静かな自己紹介

海の向こうの漢字好き さん

日本で暮らしたことのない外国人ですが、日本に縁があり、日本語はほぼ毎日仕事で使っています。ただ、ヨーロッパ在住のため、漢字が読めても日常生活で書く機会はなかなかありません。

そこで、常用漢字2136字を含む語彙・表記の正確さを問う日本漢字能力検定(漢検オンライン)2級に挑戦し、合格後LinkedInプロフィールでオープンバッジを掲載しました。

それから、予想外の反応が多く届くようになりました。日本のお仕事相手からも、連絡の冒頭に「漢検2級、すごいですね」「おめでとうございます」と触れていただく機会が増えました。

語学資格に詳しくない方でも、バッジをクリックするだけで資格の内容が一目で伝わります。その控えめな存在感が、「漢字が使える」「高度な日本語の読み書きができる」という実力を自然にアピールし、ビジネスの場で信頼関係を育む小さなきっかけになったと思っています。

外国人として日本語を使って仕事をする上で、努力の証を自ら語らずとも示せるオープンバッジは、謙虚さを美徳とする日本のビジネス文化にも自然に馴染む、静かな自己紹介だと感じています。

活躍したバッジ

過去の受賞者一覧