Open Badge Wallet Terms of Use

オープンバッジウォレット利用規約

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第1章 総則

第1条(定義)

本規約に定める用語は、以下の定義によるものとします。

  • 「対象者」
    オープンバッジまたはデジタル証書を受領する権利を有した者および受領者。
  • 「受領者」
    オープンバッジまたはデジタル証書を受領した者。
  • 「発行者」
    オープンバッジを発行する団体。
  • 「オープンバッジ」
    1EdTech Consortium,Inc.(旧名 IMS Global Learning Consortium,Inc.)が定める世界標準規格 Open Badges v2.0 に準拠したデジタル表示であり、その発行体が提供する資格認定・講座・学業単位・業績等の履歴、学習成績、資格・単位の取得情報等をあらわす。
  • 「デジタル証書」
    その発行体が卒業証書や修了証書、卒業証明書、成績証明書などをデジタル化したもの。受領者は受領したデジタル証書を、オープンバッジウォレットを通じて、特定の第三者に提出することができます。
  • 「オープンバッジウォレット」
    受領者が受領したオープンバッジやデジタル証書をインターネット上に表示させる機能。
  • 「アカウント」
    対象者が第11条で定める提供サービスを受けるために必要となる登録情報全体をいい、eメールアドレス、IDやパスワード等が含まれる。

第2条(規約の適用)

  1. この規約は、株式会社LecoS(以下「当社」という)がオープンバッジやデジタル証書などのデジタル証明書(以下「オープンバッジ等」という)の対象者に対して提供するオープンバッジ・証書利用サービス(以下「本サービス」という)についての一切に適用されます。
  2. 対象者は、本サービス上の本規約掲載画面の本規約に「同意する」ボタンをクリックすること、または当社が指定するその他の方法で本規約の内容への同意を表明することにより受領者となり、本規約の内容を承諾しているものとみなされます。

第3条(受領者への通知)

  1. 当社は、インターネット上または当社が適当と判断する方法により、受領者に対し随時本規約に関わる必要な事項を通知、または照会できる状態におきます。
  2. 前項の通知は、当社が当該通知を前項の規定で行った時点より効力を発するものとします。
  3. 当社が受領者に対して行った通知はこの規約の一部を構成します。

第4条(規約の変更)

  1. 当社は受領者の了承を得ることなく、本規約を変更することがあります。この場合、本サービスの利用条件は変更後の規約によります。
  2. 規約の変更内容は、受領者へ通知するものとし、本サービス上に表示した時点より効力を発するものとします。

第5条(規約の範囲)

  1. 当社が別途個別サービス規定または追加規定を行った場合、当該規定は本規約の一部を構成します。
  2. 本規約と個別サービス規定および追加規定が異なる場合には、個別サービス規定および追加規定が優先するものとします。

第2章 オープンバッジの受領

第6条(受領)

  1. 対象者は、本サービスに受領者情報を登録することにより、オープンバッジ等を受領できます。
  2. 受領者情報を登録する際は、対象者ご自身の保有するeメールアドレスをご登録下さい。会社や学校、ご家族等、複数の人によってeメールアドレスを共用されている場合においては、当該共有者の総意で当該対象者に当該eメールアドレスでの受領者情報の登録を認める場合に限り、当該eメールアドレスでの受領者情報の登録を認めるものとします。ただし、この場合も、本サービスの利用については対象者ご自身に限定するものとします。
  3. 当社は、受領者が登録した利用開始日をもって、受領者に対しオープンバッジウォレットの利用資格を与えるものとします。

第7条(IDおよびパスワード)

  1. 当社は、受領者に対し本サービスの利用に必要となるIDを発行します。
  2. 当社は受領者により登録された本サービスのパスワードを第三者に開示しないものとします。

第8条(譲渡禁止等)

対象者は、対象者として有する権利を第三者に譲渡、売買、名義変更、質権の設定その他の担保に供する等の行為はできません。

第9条(変更の届出)

  1. 受領者は本サービス上に登録されている受領者情報に変更が生じた場合、速やかに当社所定の方法で変更の届出をするものとします。
  2. 前項の届出がなかったことにより受領者が不利益を被ったとしても、当社は一切その責任を負いません。

第10条(設備等)

対象者は、本サービスを利用するために必要な通信機器、ソフトウェア、その他これらに付随して必要となる全ての設備を自己の費用と責任において準備し、本サービスが利用可能な状態に置くものとします。また、自己の費用と責任でインターネットにより本サービスに接続するものとします。

第3章 サービス利用と利用状況データ

第11条(提供サービス)

当社は、受領者のオープンバッジ等を、インターネット上に表示させるオープンバッジウォレットサービス、および以下の付帯サービス(以下「付帯サービス」という)を提供します。

  1. 受領者のプロフィール登録、公開サービス
  2. オープンバッジの公開サービス
  3. オープンバッジの検証サービス
  4. オープンバッジの検索サービス
  5. デジタル証書の指定先への提出および検証サービス
  6. その他、上記に付帯するサービス

第12条(サービス利用開始)

  1. 当社は、受領者に対するIDの発行をもって本サービスの利用を許諾するものとし、当該受領者は本サービスを本規約に定める条件に従って利用することができるものとします。
  2. 受領者は、自らが登録したオープンバッジウォレットの利用開始日をもって、本サービスの利用が可能となります。

第13条(利用状況データの利用)

当社は、本サービスの利用状況データの取得・解析のために、「Google Analytics」及び「Clarity」を利用します。個人を特定する情報を含むことなく、利用状況データを収集することがあります。この機能は、利用者が利用するブラウザの設定でCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ます。当社は、「Google Analytics」及び「Clarity」の利用による損害についてその一切の責任を免責されるものとします。

第14条(サービスの利用中止)

受領者は、本サービスの利用中止を希望する場合、自らのアカウントを削除することによりサービスの利用中止ができるものとします。なお、削除されたアカウントは削除の取消し、または登録を復元することはできません。

第15条(オープンバッジの削除)

受領者は、本サービス上にあるオープンバッジの一部、または全部を削除することができます。そのとき、オープンバッジ削除に関する情報は、発行者に通知されません。なお、受領者により一旦、登録が削除されたオープンバッジは、削除の取消し、または登録を復元することはできません。

第16条(IDおよびパスワードの抹消)

当社は、受領者が本規約の規定に違反した場合、当該受領者に対する通知をもって本サービスの利用を停止し、発行済のIDおよびパスワードを抹消することができます。

第17条(オープンバッジの利用停止)

当社は、受領者のオープンバッジ等、ならびにオープンバッジウォレットの内容に重大な不備があった場合、当該受領者に対する通知をもって、当該オープンバッジウォレットの利用を停止することができます。

第4章 オープンバッジ受領者の義務

第18条(IDおよびパスワードの管理責任)

  1. 受領者は、本サービスを利用するための自己のIDおよびパスワードの使用および管理について一切の責任を負うものとします。
  2. 当社は、受領者のIDおよびパスワードが第三者に使用されたことによって当該受領者が被る損害について、当該受領者の故意過失の有無にかかわらず一切の責任を免責されるものとします。
  3. 受領者は、自己の設定したパスワードを失念した場合、またはIDおよびパスワードが盗まれたり、第三者に使用されたりしていることを知った場合には、直ちに当社に申し出るものとし当社の指示に従うものとします。
  4. 当該IDおよびパスワードによりなされた本サービスの利用は、当該受領者によりなされたものとみなし、当該対象者はその他の債務の一切を負担するものとします。

第19条(自己責任の原則)

  1. 受領者は、自己のIDおよびパスワードにより本サービスを利用してなされた一切の行為およびその結果について当該行為を自己がしたか否かを問わず責任を負います。
  2. 受領者が付帯サービスを利用したことに関する責任は受領者自身にあります。
  3. 受領者は、付帯サービスの情報について、当社に保存義務がないことを認識し、必要な情報については、受領者自身の責任において適宜バックアップをとるものとします。
  4. 受領者は、本サービスの利用に伴い第三者からの問合せ、クレーム等が通知された場合は自己の責任と費用をもって処理解決するものとします。
  5. 受領者は、第三者の行為に対する要望、疑問もしくはクレームがある場合は、当該第三者に対し直接その旨を通知するものとし、その結果については自己の責任と費用をもって処理解決するものとします。
  6. 受領者は、本サービスの利用により当社または第三者に対して損害を与えた場合、自己の責任と費用をもって損害を賠償するものとします。

第20条(その他の禁止事項)

受領者は、本サービス上で以下の行為を行わないものとします。

  1. IDおよびパスワードを不正に使用する行為。
  2. 他人のeメールアドレスでの登録行為。
  3. オープンバッジウォレット作成後のIDおよびパスワードの共有、貸与行為。
  4. 本サービスを通じて、または本サービスに関連してコンピュータウィルス等の有害なプログラムを使用もしくは提供する行為。
  5. コンテンツの全部または一部の修正およびコンテンツを基にした派生的制作物を作成する行為。
  6. 当社の商標権等の知的財産権を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為。
  7. 本サービスを通じて入手したデータ、情報、文章、ソフトウェア等に関し、著作権法で認められた私的利用の範囲を超え複製、販売、出版等を行う行為。
  8. 第三者の財産、プライバシーもしくは肖像権を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為。
  9. 第三者を差別もしくは誹謗中傷しまたは第三者の名誉もしくは信用を毀損する行為。
  10. 犯罪的行為または犯罪的行為に結び付く行為、もしくはそのおそれのある行為。
  11. 性風俗、宗教、政治に関する活動。
  12. 上記各号の他、法令、本規約もしくは公序良俗に違反(売春、暴力、残虐等)する行為、本サービスの運営を妨害する行為、当社の信用を毀損、もしくは財産を侵害する行為、または当社に不利益を与える行為。
  13. 上記各号のいずれかに該当する行為を助長する行為。
  14. その他、当社が不適切と認める行為。

第21条(利用資格の中断・取り消し)

  1. 受領者が前条の項目に該当する場合、当社は事前に通知することなく直ちに当該受領者の利用資格を中断または将来に向かって取り消すことができるものとします。なお、利用資格が取り消された場合、当該受領者は本契約に基づく債務の全額を当社に対して負担するものとします。
  2. 当社は、前項の措置を取ったことにより当該受領者が本サービスを利用できず、これにより損害が発生したとしてもいかなる責任も負わないものとします。

第22条(損害賠償)

受領者は、本規約および法令の定めに違反したことにより当社を含む第三者に損害を及ぼした場合、当該損害を賠償する責任を負うものとし、当社を含む第三者を免責しなければならないものとします。

第5章 個人情報の取扱い

第23条(個人情報)

  1. 当社は、以下の情報を個人情報として取扱います。
    1. 受領者の氏名、eメールアドレス等、当社のサービスを利用するにあたり必要となる登録情報。
    2. 利用サービスの内容に関する情報
    3. 本サービスを利用するために当社が受領者に付与したIDおよびパスワード。
    4. 本サービスを利用する過程で記録された、ログイン、ログアウト等の情報。
    5. その他、電子メール、電話、FAX、手紙等により、当社との間でなされた問い合わせや申し込み等の情報、およびそれに対する当社からの回答や対応等の情報。
  2. 当社は、本条第1項以外の個人情報の提供は受けないものとします。

第24条(個人情報の使用)

  1. 当社は、前条に規定する個人情報を以下の目的のために使用することができるものとします。
    1. 本サービスを提供するため。
    2. 本サービス提供に付帯する業務を遂行するため。
    3. 当社のサービス利用動向の調査および分析のため。
    4. 当社の新しいサービスの研究または開発をするため。
  2. 当社は、前項の利用範囲において当社の業務委託先である株式会社ネットラーニングに個人情報の取り扱いを委託します。
  3. 当社は、1項および2項の規定の適用を妨げることなく、以下の項目に該当する場合を除き、前条で規定される個人情報を第三者に開示しないものとします。
    1. 受領者が個人情報の開示について別途同意している場合。
    2. 1項の利用目的の達成のために、第三者と共同または委託により情報を取扱う場合。
    3. 事業譲渡、分社等により営業資産の一部として、個人情報を第三者に引き継ぐ場合。
    4. 個人情報を特定の第三者との間で相互に利用する場合であって、あらかじめその利用目的および特定の第三者についてあらかじめ通知され、または公表されている場合。
  4. 個人情報の取り扱いに関しては、本利用規約の規定のほか、当社の個人情報保護方針および個人情報の取り扱いに従います。

第25条(個人情報の公開)

  1. 当社は、受領者が当該受領者のオープンバッジ情報と個人情報について、受領したオープンバッジの公開選択が可能な場合は、受領者は公開を選択することで以下の情報を公開します。
    1. オープンバッジに含まれるすべての情報(発行日、発行者、失効などのステータス情報、および、発行者がオープンバッジに記録したeメールアドレス、氏名、詳細、取得条件、スキル、有効期限、エビデンスに記載された情報等)。
    2. オープンバッジウォレットに受領者自身が記録した氏名、メッセージ情報等。
  2. 当社は、受領者が当該受領者のデジタル証書情報と個人情報について、受領したデジタル証書の閲覧用URLまたはPDFファイルを特定の第三者に以下の情報を提出することができます。
    1. デジタル証書に含まれるすべての情報(発行日、発行者、失効などのステータス情報、受領者氏名、および、発行者が証書の画像に表示した情報、発行者が証書のノート欄に入力した情報)。

第6章 サービスの条件、内容変更、中断および停止

第26条(サービス条件)

当社は、本サービスの運営に関し本サービスの利用を監視し、必要と認める場合、自己の裁量において本サービスへのアクセスを制限することができます。

第27条(サービス内容等の変更)

当社は、受領者への事前の通知なくして本サービスの内容、名称を変更することがあります。

第28条(サービスの一時的な中断)

  1. 当社は、以下のいずれかの事由が生じた場合には、受領者に事前に通知することなく一時的に本サービスを中断することがあります。
    1. インターネット上に不具合が発生し、インターネットの利用ができなくなった場合。
    2. 当社が本サービスにおけるインターネット接続を委託している、インターネット接続サービス事業者が保有する通信設備等に不具合が発生し、インターネットの利用ができなくなった場合。
    3. 本サービス用設備等の保守を定期的または緊急に行う場合。なお、保守を定期的に行う場合は、受領者に対し1ヶ月以上前までに通知します。
    4. 火災、停電等により本サービスの提供ができなくなった場合。
    5. 地震、噴火、洪水、津波等の天災により本サービスの提供ができなくなった場合。
    6. 疫病、伝染病の蔓延により本サービスの提供ができなくなった場合。
    7. 戦争、動乱、暴動、騒乱、労働争議等により本サービスの提供ができなくなった場合。
    8. その他、運用上または技術上当社が本サービスの一時的な中断が必要と判断した場合。
  2. 当社は、前項各号のいずれかまたはその他の事由により本サービスの提供の遅延または中断等が発生したとしても、これに起因する受領者または第三者が被った損害について一切の責任を免責されるものとします。

第29条(サービス提供の中止)

当社は、本サービスの全部または一部の提供を中止することがあります。この場合、当社は3ヶ月以上前までに受領者に対し通知するものとします。
但し、事前通知について緊急やむを得ない場合はこの限りではありません。

第30条(免責)

  1. 本サービスの内容は、当社がその時点で提供可能なものとします。
  2. 当社は、本サービスの利用により発生した受領者の損害(第三者との間で生じたトラブルに起因する損害を含みます。)、または第三者の損害に対しいかなる責任も負わないものとし損害賠償義務を一切負わないものとします。
  3. 当社は、本サービスへのアクセス制限、本サービスの中止・中断などの発生により、本サービスを利用できなかったことにより発生した対象者または第三者が被ったいかなる損害について理由を問わずいかなる責任も負わないものとし、損害賠償義務を一切負わないものとします。

第7章 その他

第31条(協議)

本サービスに関連して受領者と当社との間で紛争が生じた場合には、当該当事者がともに誠意をもって協議するものとします。

第32条(専属的合意管轄裁判所)

受領者と当社の間で訴訟の必要が生じた場合、東京地方裁判所を受領者と当社の第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第33条(準拠法)

本規約に関する準拠法は、日本法とします。

第34条(言語)

本規約は日本語で作成され、その他言語に翻訳されたものとの間に齟齬がある場合は、全ての点において日本語が優先するものとします。

附 則
この規約は2022年4月1日から施行します。
この規約は2022年7月21日から改定施行します。
この規約は2022年9月29日より改定施行します。
この規約は2022年11月10日より改定施行します。
この規約は2023年7月13日より改定施行します。
この規約は2024年3月14日より改定施行します。